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- 過活動膀胱は膀胱の筋肉の異常ですから、尿の色には特に変化はあらわれません。もし尿に血が混じっていたり、濃く濁っていたら、膀胱炎や糖尿病などの可能性もありますから、医師に相談してください。

- 水分の摂り過ぎと頻尿は関係がありますが、水分を減らしたから過活動膀胱が抑えられるということはありません。むしろ、水分を少なくすると、膀胱炎や脱水症状などを起こす危険性があるので、適度な水分の補給は必要です。

- 頻尿や尿もれは、一般的には女性に多いと思われがちですが、「排尿に関する疫学的研究(本間之夫ほか:日本排尿機能会誌 14: 266,2003)」では、50歳以上では男性のほうがわずかに多くみられたということです。ただし、全体でみると男女に関係なく発症しており年齢があがるにつれて患者さんが増える傾向にあります。

- 肥満になると脂肪の圧力によって尿道がゆるみ尿もれが起きやすくなります。また、出産の直後や出産回数が多いと尿道を締める骨盤底筋という筋肉がゆるみ尿もれを起こすことがあります。これらは、くしゃみなどでお腹に力が入ったときにもれてしまう腹圧性尿失禁といわれるものです。この症状はウェイトコントロールや産後数ヵ月で改善されることもあります。しかし、腹圧性尿失禁でも急に尿意を感じたり、トイレが我慢できないなどの症状が加わると過活動膀胱の疑いがあると考えられます。

- お腹に力が入っただけで尿がもれてしまう腹圧性尿失禁は、尿道を締める力が弱くなった骨盤底筋を鍛える骨盤底筋体操によって、かなりの改善が期待されます。その一方で過活動膀胱の頻尿や尿もれの症状は、この骨盤底筋体操とトイレに行く回数や間隔をコントロールする膀胱訓練を組み合わせると、より効果的であると考えられます。
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