用語集
- アセチルコリン
- 筋肉を収縮させる物質で神経から分泌されます。意思に関係なく膀胱の筋肉が収縮活動する過活動膀胱では、アセチルコリンの働きを抑えることで症状を改善することができます。
- カフェイン
- カフェインは、脳や脊髄などを興奮させて眠気や倦怠感を取り除き運動機能を高めます。また、腎臓の血管を拡張させる働きがあります。血管を拡張すると血液の流れがよくなりますから、その結果、尿の生成をうながして、尿の量を増やすことになります。
- 骨盤底筋(こつばんていきん)
- 骨盤の下にある筋肉で、膀胱、尿道、直腸をハンモックのように支えています。出産や加齢によって、膀胱の出口や尿道の周囲の筋肉がゆるんできます。この骨盤底筋の筋力が低下してくると、くしゃみや咳をしただけでもお腹に圧力がかかり、わずかな力も受け止められずに尿失禁(尿もれ)を起こすことになります。
- 脊髄(せきずい)
- 脳と臓器や筋肉などを結ぶ神経で、情報の伝達回路の役割を担っています。脊髄を損傷すると、脳からの命令や膀胱からの情報がうまく伝わらないために、尿失禁(尿もれ)を引き起こす原因になることがあります。
- 多尿(たにょう)
- 成人では1日に約1000〜1500mL(1〜1.5リットル)の尿がつくられますが、1日に体重1kgあたり40mL以上の尿をすると多尿となります。つまり、体重60kgの方であれば、1日の尿量が2400mL以上で多尿となります。多尿は、水分を過度に摂りすぎたり、糖尿病や尿崩症、慢性腎不全の初期などに多くみられます。
- 泌尿器科(ひにょうきか)
- 泌尿器科は、腎臓や膀胱、前立腺などといった尿に関する器官と男性の生殖器を対象にしている診療科です。
- 尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)
- 尿道の途中の壁にあり、尿道を閉めたり開けたりする蛇口のような働きをしている筋肉です。通常は自分の意思により開閉できますが、この筋肉に障害が発生すると尿失禁(尿もれ)を起こすことになります。
- 尿道(にょうどう)
- 膀胱に溜まった尿を体外に排出する器官です。腎臓から膀胱へ尿を送る尿管は尿をそのまま通すホースのようなものですが、膀胱から尿を排出する尿道は尿を出したり止めたりする機能を持っています。
膀胱に尿がある程度溜まり尿意を感じると、脳が尿を出すかどうかの判断をし、その命令に応じて尿道の周りの筋肉が働き、開けたり閉めたりすることができます。
- 尿路(にょうろ)
- 尿が作られ、体外に排出されるまでの経路。腎臓、尿管、膀胱、尿道などによって構成されています。