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トイレが近い 我慢できない人へ 過活動膀胱(OAB)解決サイト

[監修] 安曇総合病院 統括院長 西澤 理

膀胱訓練とは?

「膀胱訓練」は、できるだけ排尿を我慢して、膀胱に溜めることができる尿の量を大きくすることでトイレの回数を減らすために行います。ただし、症状や原因によってはおすすめできないこともあります。そのため、自分の判断ではなく、お医者さんの指導のもと行いましょう。

膀胱訓練のポイント
膀胱訓練といっても、やり方は簡単です。トイレに行きたくなっても、すぐに行くのではなく我慢するといったものです。膀胱訓練を指導された場合は、どのくらいの間隔で、どのくらいの量を排尿しているのかを把握するために、毎日、排尿日誌をつけるようにしましょう。尿量や回数をつけていくことで、訓練の効果がわかります。初めのうちは5分位を目安にして徐々に10分、15分と我慢する時間を長くしていきます。

できるだけリラックスした環境で行うほうがよいので、まずは自宅のトイレから始めるとよいでしょう。膀胱訓練は1日1~2回でも十分に効果があるといわれています。
  • 最初から無理をしない。うまくいかなくても自分を責めないこと。
  • トイレを我慢できるのに、早めにトイレに行くことを止めましょう。
  • 1日につき1.5L以上の水分を摂りましょう。
  • 排尿日誌をつけて尿量や回数を把握しましょう。
  • 腹式呼吸などの呼吸法でリラックスして行いましょう。
  • 骨盤底筋体操も一緒に行うとより効果的です。
尿意の感覚をよく知ろう
また、尿意を感じても、本当に尿が膀胱に溜まって感じる合図なのか、それとも膀胱の緊張による尿意なのか、その感覚の違いを知ることも大切です。膀胱がいっぱいになっていないのに起こる尿意は、下腹部あたりに尿意を感じるのが一般的です。膀胱がいっぱいになっていなくても、膀胱が収縮するときの切迫した尿意は、尿道の部分がざわつくような感覚です。これらの感覚の違いを身につけることで、正しい排尿のタイミングを知り、排尿を我慢するようにしていきましょう。